キングオブコント2016、松本人志の点数と共に振り返ってみた

公開日:  最終更新日:2017/01/22

スポンサーリンク

大盛況のうちに幕を閉じたキングオブコント2016。

今年は、何も考えずにゲラゲラ笑えたネタが多く、とても質の高い大会だったのではないでしょうか。

そんなキングオブコントを、松本人志の点数コメントと共に振り返ってみましょう!

1stステージ 出場順

しずる

刑事2人が、犯人がいないと分かりながらも後に引けず、銃撃戦を行うネタ。
演技がとても上手くて、まるで舞台を見ているような惹きこまれるコントでした。

松本人志の点数:85
コメント:全然悪くない。しずるらしさも出ていた。次に期待したい。

全体の点数:443(1stステージ敗退)

ラブレターズ

野球拳の音楽を使った替え歌ショートコント。
振り切って歌っているところでも笑いをとり、何よりも楽しそうにネタをしていたのが印象的でした。

松本人志の点数:82
コメント:ためぐち君の最初に歌いだした時が一番面白かった(そこが一番のピーク)。2人の絡みを見たかった。

全体の点数:424(1stステージ敗退)

かもめんたる

遠距離のカップルの男性が、女性の部屋に自分の分身を念で送り、その分身が意思を持っていくというネタ。
少しオカルト的でしたが、その怖さの中に笑いがあって、忘れられなくなりそうです。

松本人志の点数:88
コメント:3組とも僅差。あとは僕の虫の居所。

全体の点数:444

かまいたち

首が落ちるというマジックネタを延々とやり続けるネタ。
延々とやるので途中で飽きるかなと思いきや、後半に進むにつれて「もっと見たい」と思わさせられた不思議な面白さがありました。

松本人志の点数:90
コメント:なし

全体の点数:458

ななまがり

「ナス、持ち上げる時だけ左利きだよ」という意味不明なワードが頭から離れないというネタ。
確かにこのワードが頭から離れられなくなりました。(笑)

松本人志の点数:80(最低点)
コメント:あとひとまがり欲しかったかな。最初の裏切りほど裏切られなかった。

全体の点数:430(1stステージ敗退)

ジャングルポケット

職場の男子トイレの個室の中で、立場の違う3人がワチャワチャするコント。
トイレでこういうことする!?という場面がたくさんあって、何も考えずにゲラゲラ笑えました。

松本人志の点数:94
コメント:発する言葉のタイミングが良い。使い過ぎていないし、少なくてもちょっと寂しいし。

全体の点数:466

だーりんず

本当の息子ではないことを告白されるも、それよりも父が童貞ということの方が一大事だというネタ。
優しさの溢れたコントで、何だかほのぼのしました。

松本人志の点数:89
コメント:僕は結構好きでした。そんなに(お客さんに)ウケていなかったけど、もっとウケていいかなと思う。

全体の点数:431(1stステージ敗退)

タイムマシーン3号

カツアゲの設定で、「金を出せ」と迫ると、「持ってません」と言いながらもひたすら小銭が出て来るというネタ。
これでもかというくらいの小銭の量に、すごい!と思わざるを得ませんでした。

松本人志の点数:90
コメント:なし

全体の点数:445

ジグザグジギー

ハエをお箸で捕まえ、その後ご飯を食べる一連の流れのバリエーションネタ。
「すげー汚ねー」という今風なワードが面白く、キャラも分かりやすくしっかりしていて、これぞコントという印象でした。

松本人志の点数:84
コメント:なし

全体の点数:433(1stステージ敗退)

ライス

裏社会の取引屋が拳銃で脅されながらも、「助けてくれ」から「時計くれ、女紹介してくれ、肩もんでくれ」など頼み事ばかりするネタ。
「してくれ〜」というワードがギャグのようになっていました。今後流行るかもしれません。

松本人志の点数:95
コメント:俺、銀シャリとか笑い飯とかご飯物が好きみたい。面白かった。

全体の点数:466

ファイナルステージ 出場順

かもめんたる

相手のストレスの匂いを嗅ぎながら白飯を食べることが好きなトラック運転手と、それに付き合わされるヒッチハイク青年のネタ。
話の展開は惹きこまれましたが、笑いより怖さのほうが勝っていました。

松本人志の点数:87
コメント:なし

全体の点数:439(総計883・5位)

タイムマシーン3号

芝居の練習の付き合いをしてもらった友達が、実はすごいスキルの持ち主だったというネタ。
面白かったですが、1stステージの小銭のネタより、すごさはなかったかなという印象でした。

松本人志の点数:93
コメント:まぁやっぱり(お客さんに)ウケますね。ウケてるもん。

全体の点数:448(総計893・4位)

かまいたち

ホームルームの設定で、生徒全員に目を閉じてもらい、悪いことをした生徒に手を挙げさせるも、目を開けた途端シラを切るというネタ。
人間の心理を上手くついたネタで面白かったです。

松本人志の点数:90
コメント:良かった。でも100点ではない。その10点はまた後で言う。

全体の点数:456(総計914・3位)

ライス

水をこぼしてしまったウェイターと、その音でびっくりして漏らしてしまったお客さんの攻防劇。
ボケとツッコミがコロコロと逆転していく展開が面白かったです。

松本人志の点数:95
コメント:ジャングルポケットとの戦いになるから下ネタ同士の戦い。

全体の点数:470(総計936・優勝)

ジャングルポケット

余命3分と告げられた男性とその妻が、残りの人生を楽しもうとカウントダウンしながら奮闘するネタ。
3人の役割がきちんと設定されていて、その中でドタバタしていて、結果ゲラゲラ笑えました。

松本人志の点数:96(最高点)
コメント:いつも優勝と決めた人が優勝しない。でもほんと1pt差。

全体の点数:464(総計930・2位)

まとめ

松本人志が大きな賞レースで審査員を務めるのは、現在ではキングオブコントのみ。

「審査してもらえる」こと自体、大変貴重だと思います。

松本人志個人の点数では、ジャングルポケット96点(ファイナル)、ライス95点(1st、ファイナル)、ジャングルポケット94点(1st)、タイムマシーン3号93点(ファイナル)の順位でした。

1stとファイナルの点数を足しても、ジャングルポケットとライスが190点と同率でしたので、本当にどちらが優勝してもおかしくない戦いだったということでしょう。

ただ、知名度の低いライスが優勝したほうが、今後の振り幅もあって大会への貢献的にも良いのではないかと思います。

芸歴14年目、ハリセンボン・しずるなどと同期で、月に20本以上のライブを行っているという実力派のコンビ。

名前も覚えやすいので、ぜひ売れていって欲しいです。

関連記事:

いよいよ漫才の日本一を決める大会、M-1グランプリの決勝進出者8組と出場順が発表されました!さっそく見ていきましょう。1番目、アキナ出場順を決める場には仕事の都合...
スポンサーリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
スポンサーリンク
PAGE TOP ↑