「PとJK」映画実写化!原作のあらすじと感想(ネタバレあり)
大人気少女漫画、「PとJK」が映画実写化され、話題になっていますね。
Pは警察官、JKは女子高生。この立場の違った2人が恋愛するというあり得ない設定!
気になったので、原作を読んでみました。
警察官と女子高生の出会い
これまでも、「お金持ちと貧乏」、「先生と生徒」といった立場の違った恋愛はたくさんありましたが、それがなんと「警察官と女子高生」!
非現実な設定に、感情移入できるかがまず心配でした。
そして、この2人はどうやって出会うかというと!なんと合コン!
女子高生のカコが年齢をごまかして参加した合コンで、警察官の功太と出会いいいムードに・・・。
という始まりです。
なんという背徳感・・・。
そのハラハラ感が面白さのエッセンスでもあるかもしれませんね。
さらに斬新な設定
このあり得ない立場の恋愛から、さらに斬新な展開へ。
そう、すぐ2人は相思相愛となり、「結婚」するのです。斬新!
2人の壁は、お互いの気持ちではなく、周りの環境。
まず、結婚するために親を説得したり、カコの同級生の家族の問題に踏み込んだりと、ジェットコースターのよう。
少女漫画の域を越えて、事件性のある人間関係の深い部分まで切り込んでいきます。
警察官ならではのエピソードが満載で、「恋愛」以外でも楽しむことができました。
警察官の功太がカッコいい
警察官といっても、その肩書を外せば23歳の男性。
オンの時はしっかりと任務をこなし、オフの時はカコのために尽くす。
そのギャップがたまりません。
警察官と女子高生じゃなかったらもっと普通の恋愛だったのに、と思わせないような配慮も素敵です。
困難な状況をすぐに受け入れて、どうすればいいか一番の方法を常に考え行動する。
その姿は、さすが大人です。
結末は未定
コミックは現在9巻まで出ていて、現在も連載中なので、まだまだ話は続いています。
そのため、結末は未定です。
映画ではどういう終わり方をしているか気になりますね。
ただ、すでに結婚しているので、あとは2人の気持ちが離れず、無事にカコが大人になることを待つだけのような気もします。
まとめ
警察官と女子高生という、あり得ない設定に感情移入できるか心配でしたが、主人公の背景や、周りとの人間関係を丁寧に描いているので、読み進むにつれて引き込まれていきました。
しかし、女子高生と警察官ってこんなに偶然に会う機会ある?という突っ込みどころもありますが。(笑)
「恋愛」の域を越えた、「人間関係」というテーマを掘り下げているので、読み応えのある漫画でした。