経営の神様、松下幸之助って何がすごいの?名言やおすすめ本もご紹介!
日本が誇る経営者の一人、松下幸之助。
パナソニック創業者であり、経営の神様とも言われています。
海外でも「日本中で最も尊敬される実業家」と称される松下幸之助とは、いったいどういう人物なのか、名言や人気の本についてもまとめました。
松下幸之助とは?
読み方は「まつしたこうのすけ」。
パナソニック創業者として有名です。
今から120年前の、1894年和歌山県に生まれ、20歳の時に結婚します。
23歳の時に、松下電器器具製作所を開設。
世界恐慌や第二次世界大戦などの数々の苦境を乗り越え、一代で世界的企業に発展させました。
51歳の時に、PHP研究所を設立。
65歳の時にポケットマネーで、浅草寺の雷門と大提灯を再建しました。
提灯の下に「松下電器」と書いてあるのはそのためです!
一生で約5,000億円の資産を築いたと推定されています。
松下幸之助の何がすごいの?
日本に家電を普及させた
水道の水のように低価格で良質な家電を世の中に普及させたい、という「水道哲学」の理念で経営を行いました。
今ではそれが現実となり、家電は現代に生きる人の生活の一部となっています。
無料配布を行った
電池式ランプを販売代理店に、その良さを知ってもらうために、当時例がなかった無料配布を行いました。
それが功を奏し、電池式ランプは爆発的なヒット商品となります。
今では、ビジネスの当たり前となった「無料配布」。
先に与える精神はいつの時代も人を動かします。
週休二日制を導入
週休二日制を日本で最初に採用したことでも有名です。
ただ2日休むのではなく、1日は休養にあて、1日は教養にあてる。
そうすれば、仕事の能率を飛躍的に上げられると考えました。
松下幸之助の名言
数多くの名言を残している松下幸之助。
シンプルで普遍的なものが多いため、多くの方の共感を得ています。
ここではその中でも特におすすめのベスト3をご紹介します。
ベスト1
失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、原因があるように思われる。 最後の最後まで、あきらめてはいけないのである。 |
ベスト2
商売とは、感動を与えることである。 |
ベスト3
人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。 けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。 |
松下幸之助をもっと知りたいなら!
もっと深く知りたいのなら、やはり本を読むのが一番です。
「道をひらく」は、松下幸之助の代表作の超ロングセラー本。
人生に行き詰まった時や、仕事術や決断を下す時など、必ずヒントがもらえます。
どんな人生を歩み、どんな決断をし、そして、どんな思想に辿り着いたのか。
生い立ちから追体験できる松下幸之助伝の決定版です。
まとめ
「幸せを助ける」と書いて幸之助。
その名の通り、多くの人の幸せを助けることに心を砕いた人生は、日本人にとって学べるものが多くあります。
平成元年に亡くなった彼は、まさに昭和の名経営者と言えるでしょう。
週休2日で、便利な家電に囲まれ、無料でたくさんのモノやサービスを享受することができる日常は、まさしく松下幸之助が創ってくれたといっても過言ではないでしょう。
感謝しても感謝しつくしきれない偉大な存在です。
[…] そういえば、パナソニックの創業者・松下幸之助が、「あなたは運がいいですか?」と聞いて、「運が悪いです」と答えた人は、面接で不採用にしたって話が、とても有名だよね。 […]