天才カズレーザーがアメトーークでオススメした本とその理由
アメトーークの大好評企画、読書芸人第3弾。(2016年11月10日放送)
今回は、今ノリに乗っているカズレーザーが初参戦!
年間200冊は本を読み、クイズ番組でも異才を見せつけたカズレーザーが、普段どんな本を読んでいるのか気になりますよね。
そんなカズレーザーが番組内でオススメした本と、その理由も一緒にまとめました。
目次
カズレーザーのオススメ本1:中をそうぞうしてみよ
ピタゴラスイッチを考えている佐藤雅彦先生が出している本。
椅子や貯金箱、鉛筆、ボールペンなどを、X線写真を使って透視した中身を知ることができる写真絵本。
「一回フリがあって、中身はどういう風になっているか想像させた後、答えが見れる。自分の想像力を毎回挑戦されて、知的刺激がめちゃくちゃある」
カズレーザーのオススメ本2:アライバル
絵がとてつもなく緻密なタッチで、いっさい文字は出てこないが物語もしっかりとある大人向けの絵本。
「説明不要で全員が感動できる」
カズレーザーのオススメ本3:ジョン・レノン対火星人
「タイトル一発勝負の本が好き。ストーリーはいっさいない。全部例えで何かを暗示しているけれど、それすら破綻している。でも世界観がすごくて読めちゃう。」
カズレーザーのオススメ本4:高い城の男
SF界の巨匠、フィリップ・K・ディックの作品。
もし、第二次大戦が枢軸国側の勝利に終わり、日本とドイツの二大国家が世界を支配していたら……という歴史改変型SF。
※コメントなし。
カズレーザーのオススメ本5:幻獣遁走曲
軽いポップでライトなミステリー。
「倉知先生は、冷蔵庫が空っぽになるまで仕事しないって言われているくらい、ほとんど本を書かない。
ここで紹介して売れてしまうと、また書かなくなり、読めなくなるからあんまり紹介したくなかった。」
カズレーザーのオススメ本6:静かな炎天
女性の探偵物で、全部の事件の原因が、人間がみんな持っているちょっとした悪意。
「いわゆる港かなえさんのようなジャンルで、後味が基本的に悪い。
若竹先生の作品は、めちゃくちゃ面白いけど、なぜかブレイクしないのがもどかしかったでの、絶対紹介したかった。」
カズレーザーのオススメ本7:ヤギより上、猿より下
売春宿の従業員たちと、そこにやってきたオランウータンとヤギとの話。
シュールな設定とエッジの効いた表現が満載の、スピード感あふれる本。
※コメントなし。
まとめ
司会の雨上がり宮迫に「違う感じのアプローチやな」と言われたように、独特の視点で本を選出していたのが印象的でした。
カズレーザーの幅広い知識と面白さの後ろには、こういった本の蓄積があったんですね。
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