信長協奏曲の映画はドラマの最終回だった
2014年の10月〜12月まで、フジテレビでドラマ放送されていた、信長協奏曲(ノブナガコンチェルト)。
現代の高校生が戦国時代にタイムスリップし、織田信長として生きていくというストーリーです。
平成生まれの平和な時代に育った感覚と、戦国時代に生きる人々との価値観とのギャップが見どころです。
この無理そうな設定ながら、歴史通りに進んでいく展開に、もしかしたら実は本当にタイムスリップしたのでは?という感覚に陥り、一気に惹きこまれてしまいます。
この作品をきっかけに、歴史に興味を持った人も多いのでは?
また、原作とドラマでは、キャラ設定やストーリー展開がまったく違うので、賛否両論もありました。
しかし、豪華なキャスト陣と、月9ドラマ初めての時代劇ということもあり、話題を集め、高視聴率の中ドラマは幕を閉じました。
けれど・・・。
ドラマの最終話に納得がいかなかった!
まだまだこれからという時に、「続きは映画で」という結末で、ドラマは終了したからです・・・。
最初から映画ありきということは分かっていたのですが、あんな終わり方では、映画を観に行くしかありません。(笑)
あれから1年後。
まんまと術中にはめられたと思いながらも、待ちに待った映画が上映されたので、さっそく観に行ってきました!
信長協奏曲ドラマと映画の違い
もちろんですが、キャスト陣はドラマも映画も一緒です。(ドラマ中に亡くなった設定の方は除きます。)
ドラマでは、笑いあり、涙ありの緩急が魅力でしたが、たくさんちりばめられていた笑いのシーンが、映画では少なかったという印象です。
映画では、緊迫した真剣なシーンが多くを占めていました。
多勢での壮大な戦のシーンや、豊臣秀吉と明智光秀の迫真に迫る決着のシーンは、映画ならではの大迫力でした。
本能寺の変で、本当に信長は暗殺されてしまうのか・・・。
映画館で観る価値は、この辺りのシーンでしょう。
個人的には、笑いの要素がもう少しあればもっと良かったなぁ、と少し残念です。
ラストシーンは、「そっか〜、そうなのか〜。」と納得のできる終わり方だったので、やっと1年越しにスッキリすることができました。
信長協奏曲ドラマの最終話まとめ
映画を観に行きたいけど、ドラマの最終話をなんとなくしか覚えてない。
という方のために、最終話のストーリーをまとめました。
キャスト サブロー/明智光秀(小栗旬) 池田恒興(向井理) 竹中半兵衛(藤木直人) 羽柴秀吉(山田孝之) 帰蝶(柴咲コウ) 浅井長政(高橋一生) 最終話まとめ 一方、長政くんが軍を引き連れて攻めてくるとの報が来た。 帰蝶は、恒ちゃんの様子がおかしいので、何か知っているのかと問いただす。 だが、帰蝶はそれでも良いと言う。 一度は和睦を受け入れようとした長政くんだが、家臣が浅井家のために織田家を討って欲しいと切腹をしたため、戦をすることを決心する。 だがそれは、織田家を討ち取るために、浅井久政と手を組んでいたことがバレるのを恐れた秀吉の作戦だった。 結局戦に負けることとなった、浅井家。 命よりも大事なものが戦国時代にはある。その気持ちに応えるのが友情だ。と戦に応じたサブローだが、切腹を控えた長政くんのことを考えると、いつの時代でも大事なものは変わらない、命よりも大事なものなどないと気付き、と長政くんを助けようとする。 恒ちゃんは、帰蝶のサブローへの思いや、長政くんに対するサブローの行いを目の当たりにし、心変わりをしていた。 一方、本物の信長である明智光秀には、サブローが、地位も名誉も家臣からの信頼や帰蝶の愛情まで、自分が欲しかったものすべてを手に入れていることに対する嫉妬心が生まれていた。 秀吉はそこに付け入り、秀吉に疑念を抱いた半兵衛も、明智光秀の手によって殺害されてしまう。 約束通り、一度出て行ってしまったサブローを引き戻し、「天下を取るためには、サブローが必要だ」と、明智光秀はサブローと握手を交わすがその場所は、あの本能寺! 果たして腹の中は? 秀吉の策略はどうなる? 続きは映画で! |
まとめ
なぜ戦国時代で戦っているのかというと、平和な世の中を作るため。
「平和な時代を知っていること」は、そこに強い確信があるということ。
その確信力に人は揺さぶられ、信じて付いていこうとする。
当時の信長も、日本に平和な時代が来ることを本当に知っていたのかもしれませんね。
というわけで、信長協奏曲の映画はドラマの最終回です!
ドラマの最終話で、消化不良となりモヤモヤしている方は、ぜひ映画館に足を運んでみてください。
スッキリします!
作品紹介
ちなみに、原作はまだまだ続いています。
曲もめちゃめちゃカッコいいです。
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公式サイトではすでに売り切れのようです。