ストロボ・エッジの意味は?号泣必須の超胸キュン恋愛少女漫画
アニメや映画化もされた人気恋愛少女漫画「ストロボ・エッジ」。
胸がキュンキュンというかギュンギュン、感情エグられまくりの号泣必須な漫画です。
けれど、漫画の中に一切出てこない「ストロボ・エッジ」というワード。
いったいなんぞや?と思い、調べてみました。
ストロボ・エッジは造語
ストロボ・エッジっていう既存の言葉はありませんでした。
それもそのはず、この言葉は原作者「咲坂伊緒」(さきさかいお)の造語だったからです。
それは、第8巻の中のコメントでズバリ明言されています。
主人公の恋する気持ちを表現できる言葉を探していた ↓ 「恋をした時の瞬間ごとにまぶしい、胸に刺さるような強い思い」は ↓ 『ストロボ(写真を撮る時の瞬間的な強い光)』がピッタリ ↓ 「そのストロボがさらに胸につきささるような表現」は ↓ 『エッジ(刃・フチ・はしっこという意味)』がピッタリ ↓ この2つの言葉をくっつけた |
つまり、主人公の気持ちを現した言葉を探した結果、ストロボとエッジがしっくり来て、2つを組み合わせて出来た言葉なのですね。
バランスが良い良書
この漫画は色んな視点から見ても、とても素晴らしい良書だと思いました。
具体的に挙げていきます。
・10巻で完結している。
長すぎず短すぎず、きちんと着地している。ダラダラ感や物足りなさもなく、ちょうどいい感じの長さで終わっています。
・脇役がいいスパイス
主人公のお友達や兄弟、家族など色々な登場人物が出てきて、それぞれのストーリーがあるのですが、これがまた程よいバランスで繰り広げられています。
主人公2人を必要以上に邪魔せず(もちろんいい意味でかき乱しますが)、いい関係性で、いいスパイスです。
・感情表現が丁寧
仁菜子ちゃんの初めての恋。憧れ?恋?好きって何?っていうところから、嫉妬や虚しさや気まずさや諦めなど、その時々の気持ちが丁寧に丁寧に描かれています。
その一瞬一瞬がとても素敵で、一緒にギューっと心臓を掴まれたような気持ちになります。
・男性陣がかっこよい
硬派な蓮(れん)くん、幼なじみの実直な大樹くんに、ザ・チャラ男拓海くんなど個性豊かな面々が華やかに彩っています。
そして、それぞれの心の揺れも丁寧に描かれていて、共感しにくい気持ちの変化も納得することができます。
・ギャグが面白い
途中で入る笑いどころも見逃せません。主人公が「バッキャロー」と走り去っていったり、「恋愛ビギナーなめんなー」と逃げ回ったり(笑)。
胸キュンどころと、笑いのギャップがたまりません。
まとめ
「ストロボ・エッジ」とは、原作者が、主人公の気持ちを表現した言葉を追い求めて造った新しい造語でした。
読了後の爽快さも良かったので、胸キュンを追い求めている方には是非オススメです!
感情が突き動かされます。