アメトーーク第2回だから嫌いなんだ発表会 その2
アメトーーク第2回だから嫌いなんだ発表会 その1の続きです。
納得できるものから、理不尽なものまで、プレゼンが得意な芸人さんが熱く語ります。
野球の「?」
プレゼン者:千原ジュニア
野球は好きだけれども「?」と思うところがいくつかある。
球場の大きさ
野球だけ場所によって、球場の大きさが違う。
また球場によっては、ライトスタンドが高くてレフトスタンドが低いところもあり、統一されていない。
「この球場はホームランが出やすい」という不公平な状況が許されている。
そして、球場に対してはすごく寛容だけれども、ピッチャーが少し動いただけで「ボーク!!」と厳しく注意される。
「そういう決まりだから」と納得していたのですが、言われてみればその通りですね。
野球用語
ストライクとボール、どっちもボール。
ボールとボールでややこしく、最初に野球用語を決めた人は、どうしてそのように名付けたのか疑問。
また、「1アウト=一死」、「2アウト=二死」、「デッドボール=死球」といった「死」という言葉を頻繁に用いているが、実際はその後もランナーとして生きる。
死の概念がユルユルではないのか。
耳触りでいうと、「フォアボールの四球」と「デッドボールの死球」が同じ「しきゅう」なので聞いていて分かりづらい。
監督の格好
監督が選手と同じユニフォームを着けていること。
これは野球のみで、その他のスポーツでは見られない。
ゲスト審査員の佐藤栞里さんは、「甲子園が好きで良く見るけれども、野球に対してみんな真っ直ぐ青春をかけて色々頑張っているのに、こんなに偏屈な方が見てるんだなと思った」という感想でした。
鍋
プレゼン者:又吉直樹(ピース)
気を使う料理
寒い冬に食べたら美味しいしあったまるけれども、鍋は基本一人では食べないものであり、複数人で囲んで食べるもの。
つまり、誰が何を食べているか、誰が今どんなことを考えているのかを考えてしまうので、とても気を使う料理である。
肉ばっかりを食べていると思われたくない ↓ メインのお肉を食べることができない ↓ 野菜ばっかりを食べてしまう ↓ そんなに野菜は好きじゃないので、知らない間に自分に嘘をつくことになる |
という悪循環が出来上がってしまう。
若林さんとバカリズムさんがこのプレゼンに深く納得した様子。
しかし、ケンドーコバヤシさんは「単純に人嫌いなんじゃないの?」とバッサリでした。(笑)
具材が凶器
鍋の具材は、豆腐、白滝、肉餃子など煮込んだらかなり熱くなるものばかり。
とても人間の唇や舌が耐えれる熱さじゃない。
また、アクは、音だけきくと「悪」となり、ぜったい取り除かなければいけない恐ろしいものと思ってしまう。
正確には「灰汁」と書くがそ、の漢字から受ける印象も怖い。
また、灰汁は取らないといけないけれど、取りすぎると旨味がなくなると言われたり、野菜の灰汁は取ってはいけない、いや、取ったほうが良いと色々な説があり、何が正しいか分からなくなってしまう。
とにかく恐怖をあおるものが多い。
鍋奉行の存在
鍋の世界には、「鍋奉行」という悲しい存在がいる。
鍋奉行とは、鍋を囲んだ時に、勝手に仕切りだす人のこと。
世の中的には、からかわれたり、揶揄されたりして、面倒臭い存在であるが、もっとポジティブな存在として捉えるべきである。
そこで、提案として、鍋マエストロとか鍋パフォーマーというように呼び名を変えてみてはどうか。
鍋パフォーマーだとパーティーのイメージがあり、盛り上げないといけないという印象を受けてしまうので、鍋マエストロが良いというみんなの意見があり、鍋マエストロに決定。
鍋マエストロ。これから鍋奉行に取って代わる呼び名となっていくのでしょうか?(笑)
アメトーーク第2回だから嫌いなんだ発表会 その3
アメトーーク第2回だから嫌いなんだ発表会 その1