TOEICリスニングの点数アップの超超超具体的な方法
TOEICで点数を上げるためには、リスニングに集中して力を付けたほうが、リーディングより点数アップしやすいと言われています。
リスニングを制する者は、TOEICを制する!ということですね。
では、一体どうやって勉強したら良いのか。。。
答えは簡単。一言で言えます。
それは、
TOEIC新公式問題集のPart4の問題(トランスクリプトのみ)の20問を暗唱すること。
な~んだ、それだけか~と思ってしまいますが、いざやってみようとすると、お経にしか聞こえない長い長い文が・・・。
最初から挫折してしまいそうですが、諦めるのはまだ早い。
「暗記する」という目標を元に、細かく作業を分ければ良いのです。
ここからは、超超超具体的な勉強法をお伝えします。
目次
ステップ1 20問分の解答用紙を切り離す。
まずは、新公式問題集の解答・解説編から20問分の解答を、カッターで切り取ってホッチキスでとめます。
新公式問題集は重いので気軽に持ち運びできません。
また、テスト1・2が10問ずつ遠く離れ記載されているので、ひとまとめにします。
ステップ2 何が書いてあるか黙読する。
(目安時間 5分×20問 計1時間40分)
まずはどういう内容で、どういう意味なのかを日本語訳を見ながら確認します。
その時に、分からない単語や言い回しなども確認します。
ここでは、トランスクリプトのみが対象です。設問は無視です。
純粋に人名や会社名の多さにびっくりします。
固有名詞は覚えても仕方がないのですが、初めて聞く名前がたくさん出てくることを知っておけば、心の余裕が生まれます。
そして、オフィスや電話など決まりきった定番シーンがあることも分かります。
ステップ3 音声を編集する。
(目安時間 約2時間)
新公式問題集にはCD音声が付いていますので、それをパソコンに取り込みます。
それを、編集ソフトで編集します。
最初のナレーションと、設問を削除し、1文ずつ分割します。
そして1文の最後に0.5秒の無音を追加します。
スマホで勉強する方は、出来上がった音声データをスマホに取り込みます。
ステップ4 1文ずつ耳で聞き取れるまで繰り返す。
(目安時間 15分×20問 計5時間)
1文ずつ分割してあるので、ワンクリックで繰り返し聞くことができます。(今の時代は本当に便利ですね。)
何を言っているのか内容が分かるまでひたすら繰り返して聞きます。
アハ体験のように何回か目で分かる時が来ます。
ただし時間がかかります。
1問30秒くらいなのですが、すべて分かるようになるまで15分かかります。
この時間は、最初お経にしか聞こえなかった私の場合ですので、あくまでも参考の目安としてください。
とりあえず、20問すべてやりきります。
ステップ5 ステップ4をもう一度やる。
(目安時間 6分×20問 計2時間)
ステップ4をもう一度繰り返して行います。
すると、1回目の時は15分かけて聞き取った音声が、なんと3分の1の時間でできるようになります。
アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアと問題によって4パターンの音声があるのですが、ここで、聞き取れる時間に差が出てきます。
私はアメリカは2分くらいで聞けたのですが、オーストラリアは10分かかりました。
ステップ6 オーバーラッピングをする。
(目安時間 8分×20問 計2時間40分)
オーバーラッピングとは、英文スクリプトを見ながら、音声と同時に自分の声を出すこと。
カラオケのような感覚ですね。
こちらも音声に遅れずに言えるようになるまで、1文ずつ繰り返します。
ステップ7 シャドウイングをする。
(目安時間 7分×20問 計2時間20分)
シャドウイングとは、英文スクリプトを見ないで、音声に少し遅れて、自分の声を出すこと。
聞こえてきた音声を尾行するイメージで、発音・イントネーションも正確に再現します。
ステップ8 1文英文を読んで、1文暗唱する。
(目安時間 9分×20問 計3時間)
まず、スクリプトを1文読みます。
そして次にそれを見ないで暗唱します。(声に出す)
長い文章は何度も何度も繰り返しが必要ですが、ステップ7までの蓄積がありますので、いきなりやるよりとても楽だと思います。
ステップ9 ステップ8を3回する。
(目安時間 11分×20問 計3時間50分)
そして、最後です!!
ステップ8を3回繰り返します。
覚えてきた1文をつなぎ合わせるイメージで、1問分をスムーズに丸々言うことが出来たら、クリアです。
出来れば何も見ずに言うことが理想的なのですが、これは日本語でも厳しいと思いますので、キツければ、途中で英文スクリプトをチラ見してもOKです。
まとめ
TOEIC新公式問題集のPart4の問題(トランスクリプトのみ)の20問を暗唱すること。
この1文に尽きますが、言うは易し行うは難し、計22時間30分かかります。
ステップ1 20問分の解答用紙を切り離す。 ステップ2 何が書いてあるか黙読する。(1時間40分) ステップ3 音声を編集する。(2時間) ステップ4 1文ずつ耳で聞き取れるまで繰り返す。(5時間) ステップ5 ステップ4をもう一度やる。(2時間) ステップ6 オーバーラッピングをする。(2時間40分) ステップ7 シャドウイングをする。(2時間20分) ステップ8 1文英文を読んで、1文暗唱する。(3時間) ステップ9 ステップ8を3回する。(3時間50分) |
しかし、これが一番最短で確実な方法。
1日に1ステップなどにすれば、区切りがついてやりやすいですね。
これだけやれば、裏切らずに点数として返ってきますので、是非挑戦してみてください。