ヤマト宅急便を作った人!小倉昌男の経営理念とは?
クロネコヤマトでおなじみのヤマト運輸元社長、小倉昌男。
今では当たり前の個人向け宅配のサービスや仕組みを作り上げた方です。
小倉昌男とは?
読み方は「おぐら まさお」。
ヤマト運輸元社長
今から92年前の、1924年東京都に生まれました。
47歳の時に、ヤマト運輸社長に就任。
52歳の時に、宅急便を開始します。
小倉昌男の何がすごいの?
宅急便を作り上げた人。
倒産寸前の時期に、儲からないと周囲に反対されながらも、個人向け宅配の営業を開始させました。
利益よりもサービスを重要視した結果、事業成功へと導きます。
大きな組織へも屈しない。
新しいサービスを新設するために、運輸省に申し入れしたところ、いつまでたっても許可が下りませんでした。
そこで、新聞広告を使って世論を味方につけます。
見事その1ヶ月後に、小型宅急便が新設されました。
小倉昌男の名言
サービスが先、利益は後
ヤマトの成功をきっかけに、利益を求めて、次々と運輸会社が個人向け宅配に参入しましたが、ヤマトのサービスの質の高さには勝てませんでした。
サービスが良ければ、ライバルにも打ち勝てるし、その結果利益も出る。
経営の軸としたい考え方です。
小倉昌男をもっと知りたいなら!
やればわかる やればできるー小倉昌男の経営と仕事についての120項 (講談社プラスアルファ文庫)
経営者がこぞって推薦する名著。
内容は、小倉昌男が教える仕事の流儀。大きな壁にぶち当たった時に参考になります。
小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの
小倉昌男の3つの謎を追った本。
なぜ、福祉の世界へ入ったのか?
外部の人物評とセルフイメージのギャップ。
なぜ、最期が米国だったのか?
小倉昌男の実像が見え、更に深く知ることができる一冊。
まとめ
できない・無理と言われたことに疑問を持ってやってみる。大きな組織にも屈しない。
筋が通らないことは認めない。
自分の心に従って正直に生きると、世の中はシンプルであるということが見えてくるはずです。
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