日本人最大の発明をした食の革命家、安藤百福
今や世界食となっているインスタントラーメン。
実は、それが発明されたのは、日本のある家の裏庭でたった一人で研究し続けた結果だということを知っていますか?
そんな日本の誇るべき人物、食の革命家、安藤百福についてまとめました。
安藤百福とは?
読み方は、あんどう ももふく。
日清食品の創業者。
今から106年前の1910年に、台湾で生まれました。
22歳からメリヤス製品の貿易を始め、様々な事業を手掛けます。
事業を起動に乗せるも、裏切りや戦争、脱税容疑など様々な苦難を強いられ、無一文になってしまいます。
47歳の時に、お湯をかけるだけで食べられる「即席めん」の開発を自宅裏で始める。
48歳の時に、「日清食品」の会社を設立し、チキンラーメンを発売。爆発的な人気を得ます。
61歳の時に、カップヌードルを発売。これもチキンラーメンを超えるヒット商品となり大成功を収めます。
91歳の時に、宇宙で食べるラーメンの開発を開始。
95歳の時に、宇宙食ラーメンがスペースシャトルに搭載。
安藤百福の何がすごいの?
諦めない姿勢を貫き、チキンラーメンやカップヌードルの開発を続け、販売においても挑戦を繰り返し、日本人の食文化を変えた。
安藤百福の名言
人生に遅すぎるということはない |
48歳からの快進撃を始め、90代になっても挑戦し続けた人物だからこそ言える言葉ですね。
年齢を言い訳に諦めるなと言われているようです。
安藤百福をもっと知りたいなら!
インスタントラーメン発明記念館
大阪府池田市にあります。
安藤百福発明記念館
カップヌードルミュージアムとして、神奈川県横浜市にあります。
安藤百福の思想が詰まっていて、見て触って、作って食べる、大人から幼児まで一緒に遊んで楽しめる「体験型ミュージアム」となっています。
転んでもただでは起きるな! – 定本・安藤百福 (中公文庫)
発明は常識を壊すことから生まれるもの。
そんな常識を超えた安藤百福発想力を知りたいなら、是非読むべき一冊です!
まとめ
百の福と書いて百福。一度聞いたら忘れられないインパクトのある名前ですが、その名の通り、世界の食に福を与えた人物です。
食が満たされないと平和が満たされない。
戦後にそのことを痛感し、何度も挫折を味わいながらも、それでも研究や販売に挑戦し、不屈の精神力を持ち続けた彼は、日本人として誇るべき、そして見習うべき人物として、これからも人々の心の中に生き続けることでしょう。