TOEICを使って、英語を話せるようになる方法
TOEICは、読み聞きのテストなので、いくら高得点を取っても話せるようにはならない。
というのはよく聞く話ですよね。
中学・高校でも散々読み書きをやってきました。
単語や文法も覚えてきました。
でも、一番必要なのは、話せるようになること。
日本の教育では、その方法がスッポリと抜けているので、「英語が苦手」と感じる日本人が多いのです。
そこで、ここでは、英語を話すことを目的とした勉強方法を公開しますので、是非実践してみてください。
目次
ステップ1 文章を決める。
所用時間:3分
TOEICの問題集の文の中から、ifを使った文や、覚えにくいフレーズ、馴染みのない言い回しなど、自分にとって少し負荷のある10単語以上で成り立っている長い文を選びます。
その中でも、街や通り、会社名など、覚えなくて良い固有名詞が入っていない文を選びます。
例)
I’m a bit late, but I really hope I didn’t miss it.
ステップ2 英文を見ながら声に出して5回読む。
所用時間:1分
次に、英文を見ながら声に出して読みます。
回数は口が馴染むまで、だいたいの目安を5回とします。
ステップ3 英文を聞きながら声に出して読む。
所用時間:1分
次に、英文の音声を流しながら、同時に声に出して読みます。
最初は早すぎて、追いつかないかもしれませんが、何回か繰り返していくと、TOEICの音声とスピードが同時になってきます。
ステップ4 英文を見ないで言えるまで覚える。
所用時間:10分
ここからが本番です。
英文を見なくても、1文がスラスラと言えるようになるまで覚えます。
最初は、無理!と思いますが、20~30回を目安に繰り返していくと、だんだん口から自然と出てくるようになります。
ステップ5 本番のつもりで話す。
所用時間:数秒
覚えた後は、本番のつもりで話します。
本番というのは、立って、声は大きく、身振り手振りを付けて話すということです。
聞いてくれる相手がいると良いのですが、いない場合は誰かいると仮定します。
動画を撮ってみるのも良いですね。
ステップ1へ戻る
ここまでで総時間15分です。
少し休憩してまた、別の文をステップ1から始めます。
まずは、1日3文を目標に初めてみてください。
そうすれば10日後には、30文も話せる人になっているのです。
特にステップ4が一番大事です。
これをやらずにステップ5をしようとするから、出来ない。だから英語が話せない。となってしまうわけです。
しかし、この勉強法を続けていくと、以下のことができるようになります。
・関数の「a」や複数の「s」の見落と(言い落とし)しがなくなります。
「on」や「for」などの細かい前置詞の使い方が分かってきます。
・時制を使いこなせるようになります。
・主語に合わせて述語が瞬時に出てくるようになります。
そして、TOEICの教材を使うので、ついでにTOEICの点数も上がります。
まとめ
英語を話せるようになるためには、話すことを目標に置いて、話す練習をたくさんすること。
その一言に尽きます。
コツコツと「話せる一文」を増やしていく。
その行動は、必ず形になって帰ってきますので、是非実践してみてください。