誰でも思いのままに成長できる!?「成長思考」の内容と感想
「ゼロ秒思考」の著者、赤羽雄二の最新作「成長思考 心の壁を打ち破る7つのアクション」を読みました。
その内容と感想です。
「成長思考」の内容と感想
ボリュームは200ページ。
全体的に難しいと感じたところはなく、とても理解しやすく、すっと内容に入って読むことができました。
「生きていると実感できる」のは「成長している」と感じている時。
それでは、意識的に成長するにはどうしたら良いのでしょうか。
その具体的な方法を7つにまとめています。
それらを1つずつ、一言でまとめると、以下の通り。
1. 適切な目標設定をする
2. 努力が楽しくなる工夫をする 3. 自信の持ち方を知る 4. 好循環を作る 5. ポジティブ思考について考える 6. 体調維持 7. 人の力を借りる |
この7項目について、知り、行動し、習慣化させれば、思いのままに成長できるという訳です。
そしてそれは、個人によって状況は様々だと思います。
例えば、目標はきちんと設定できるけれども、いつも体調が悪い。
努力は楽しくできるけれども、自分だけの力でやろうとする。
自信もありポジティブ思考だけれども、目標ははるか雲の上。
など。
これを今の自分に当てはめて、何か1つでも活かしたい情報があれば、読む価値があると思います。
それをふまえて、私個人がためになった箇所を紹介します。
1. 目標を低めにする。
目標に挫折するのは、目標設定が高すぎるから。
「低めの目標を達成」を「繰り返す」。
それが一番重要な「継続」につながります。
「成功体験」を「繰り返す」。
それは、「自信」につながります。
夢は大きく、目標は低く。
といったところでしょうか。
2. Googleアラートを知った。
私はこの本で、このサービスを知りました。
Googleアラートとは、指定したキーワードを含む記事を、指定した時間に送ってくれるサービスのこと。
詳しくはwepli.2さんの記事に分かりやすく書いてありましたので紹介します:
Googleアラートを使って、効率よく情報収集をし、自分の考えをまとめ、ブログなどで発信する。
これを繰り返し続ければ、ある分野での専門家になれるというもの。
これはやってみる価値は充分にあると思いました。
3. 自分への肯定感は親の愛情不足が原因
生まれてから2歳までの母親の愛情と接し方、小学校までの親の接し方、家庭環境で、自分への肯定感が左右されるというもの。
「愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)」にくわしく述べられていますので、自分への肯定感に不安がある方は一読をお勧めします。
とあったので、次の機会に読んでみようと思いました。
まとめ
サラッと読めますが、自分の現状と照らし合わせて読んでいくと、弱点があぶり出されてきます。
そしてそこからアクションを起こし、楽しい努力と低い目標設定で、アクションを起こし続ける。
そうすればそれが「成長」につながり、ひいては「生きていると実感できる」ことにつながる。
大変ためになった本でした。